HONDA GB350|単気筒の鼓動を味わいながら、ゆったりと景色を楽しめるモデル

ホンダGB350 外観(アイキャッチ)
2021_Honda_GB350 @NEXTDESIGN CC BY 3.0 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/80/2021_Honda_GB350.png


クレードルフレームに二本サスという構成で、空冷ビッグシングルの王道スタイルを現代に蘇らせたGB。長年このジャンルを牽引してきたヤマハSRが生産終了となった今、その後継の存在になり得るのか検証していきます。

MotoPick厳選 GB350 試乗インプレ動画

「私は今このバイクに癒されてます」

GB350 2021 HONDA【バイク試乗レビュー】ホンダ(neo masatomu)

車上の感覚や取り回しのしやすさについて、丁寧に触れられています。

サスペンションの柔らかさから、段差を“ふわんふわん”と越えていく独特の乗り味が印象的だとされ、加速は控えめながらもトルク感があり、“まったり感”を楽しめると評価されています。

フライホイールの重さが生み出す余韻や、体に振動が伝わりにくいことも、快適さにつながるポイントとして語られています。

「エンジンと一緒に走ってるなぁって、そんな感覚がすごくある」

ホンダ GB350 乗ってみた!【モトブログ】めちゃ楽?高速道路を走ってみる HONDA GB350 MOTORCYCLE REVIEW in JAPAN(ソエジマックスのモトブログ)

取り回しの軽さや後ろ踏み式シフト、高速巡航時の安定感などに触れています。

「エンジンと一緒に走っているようだ」といった印象的なコメントも見られます。

250ccでは物足りず、600ccでは持て余す。そんな絶妙な排気量ならではの魅力がじんわりと伝わってくるモデルだとされています。

「純正マフラーでもなかなかいい音するでしょ」

2022年最も売れた中型バイク「GB350」で一日ツーリングをしてみた【バイク試乗インプレ】(めにほび【多趣味なニート】)

街乗りでの快適さや扱いやすさに触れつつ、低回転・高トルクの特性が、落ち着いた走行に適していると語られています。

また純正マフラーでも心地よい排気音が味わえるとのこと。

その一方で峠道や高速域ではパワー不足を感じると紹介されています。

燃費は満タン法による計測で約45km/Lも走ったとのこと。その性能を高く評価しています。

「僕を安全に旅先まで届けてくれるのは、本当にありがたい話」

GB350Sに1年間  1万km旅ツーリングしてみた感想(しょうたろうモトブログ -Shotaro_Motovlog-)

オーナーとして1年10,000km走った方のレビューです。

マフラーの排気音やクラシカルなデザイン、また燃費の良さにも高い評価が与えられています。

一方で、1〜2速でレブに入りやすく、スポーティーな走行にはやや制約を感じているようです。

旅バイクとしての完成度は高く、安全に目的地まで運んでくれる点に信頼を感じてるようです。

「どんな風景にでもマッチするので絵になるんですよ」

【GB350】実は高級バイク⁉メリット・デメリットを解説(鹿児島モーター)

街乗りでは3速中心でも快適に走行できるようです。

振動が少なく乾いた排気音も印象的で、外観は写真映えするほど美しいと評価されています。

一方でアクセルレスポンスに若干の遅れがある点は気になるとのこと。

価格に対する装備の充実度が際立っており、完成度の高いモデルとして紹介されています。

「GBはやっぱり走りが最高に気持ちいいです」

新型GB350 2023年モデルは気持ちよさが進化!試乗レビュー 足つき 燃費 高速道路 エンジンとマフラー音(アイキョウ バイクチャンネル)

低速から粘りのある単気筒エンジンの鼓動感が心地良いと語られています。

直立姿勢で腕に余裕のあるポジションやワイドなシートが快適性を高め、ハンドリングは切れ角が広く取り回しにも優れていると評価されています。

高速走行時も安定感があり、振動によるミラーの見づらさも感じられなかったとのことです。

燃費は実測43.7km/Lで、満タンで600km以上の走行も可能だと述べられています。

「想像していたよりも、ずっとジェントルな味わい」

GB350 ホンダ・ バイク試乗ショートレビュー【前編】 【乗った気になるリアルサウンド入り】 HONDA GB350 / H’ness CB350 TEST RIDE 【REAL SOUND】(バイク動画 MotoBasic~インプレや速報・用品など~)

エンジン音が想像を超える魅力を持ち、30km/hから高速域まで滑らかにカバーすると語られています。

高回転域でも振動は控えめで、ジェントルな乗り味が印象的とされています。

SRやエストレヤと比較しながら、現代的な快適性も併せ持つと評価されており、バランサーによる不要な振動の制御など、技術面の工夫にも触れられています。

「見た目の違いで選んじゃっていいと思います」

【GB350とGB350Sの比較インプレ】1日街中で乗り比べたらどんな違いがあった!? Motorcycle Fantasy(Motorcycle Fantasy)

GB350のスタンダードモデルとSモデルを同時に乗り比べています。

外観やパーツ構成の違いだけでなく、ライディングポジションや走行感覚の差にも触れられています。

スタンダードモデルはハンドルが高くステップが前寄りで、穏やかな乗り味が特徴とされる一方、Sモデルは低めのポジションでややスポーティな印象を与えると紹介されています。

両車の操作性には大きな差はないものの、比べてみると確かな違いが感じられるとのことです。最終的には『見た目の好みで選んでも後悔しない』と結論づけられています。

「肩の力を抜いて風を感じて走るというのが最高」

【単気筒の頂点】音と振動ヤバい!GB350Sはこんな人は買うな【HONDA(ホンダ)バイク】(サキヌマーのモトブログ)

GB350の派生モデルであるGB350Sが紹介されています。

スタンダードモデルと同様にネオクラシックなデザインを持ちながら、ハンドルやステップ、シート形状などにスポーティな外装変更が加えられている点が特徴とされています。

街中での扱いやすさやエンジンの鼓動感が評価されており、低回転からのトルクにより初心者でも親しみやすい一方で、高速域や峠ではブレーキやフレームに限界を感じるとのことです。

風や音を楽しむ穏やかな走行スタイルに適したバイクとして評価されています。

MotoPickの視点

GB350のレビューには、どこか肩の力が抜けた語り口が多く見受けられます。速さを求める声はほとんどありません。その代わりに「鼓動が心地よい」「安心して任せられる」「走っていると景色が楽しい」といった感覚的なコメントが印象に残ります。

このバイクは性能で勝負するモデルではありません。鼓動感とクラシカルな外観が、乗る人のペースに自然と寄り添うのでしょう。

単気筒らしさを活かしつつ、現代の快適性を丁寧に取り入れた設計は、バイクに乗る時間をしっかり楽しめるものになっています。視点はさまざまですが、伝わってくる雰囲気には共通したものがあります。

項目内容
全長2180mm
全幅790mm
全高1105mm
ホイールベース1440mm
シート高800mm
車両重量179kg
エンジン形式空冷4ストロークOHC単気筒
排気量348cc
最高出力20PS / 5500rpm
最大トルク3.0kgf·m / 3000rpm
燃料タンク容量15L

※派生モデル(GB350 S/GB350 Cなど)では一部仕様が異なります。

メーカーリンク:GB350 | Honda公式サイト

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