ブレーキ進化の新章、ホンダから
毎週、新型車両の情報や二輪界隈の最新ニュースを届けてくれる青月電子台さん。今回のトピックで特に気になったのが、ホンダのブレーキ技術に関する特許です。詳細は動画をご覧いただきたいのですが、ざっくり説明すると、ブレーキローターとホイールの間に熱を遮断するカバーを設け、タイヤへの影響を抑える仕組みとのこと。
近年のバイク性能向上に最も寄与しているのはタイヤだと言われていますが、この機構が実用化されれば、さらに安定した走行が可能になるはずです。特許図を見る限りではローター自体もかなり巨大化しており、外観の印象も大きく変わるでしょう。
かつてドラムからディスクへ移行した際のようなインパクトがあるかもしれません。ただしホンダといえば、1980年代に高く評価されながら一瞬で姿を消した「インボードディスク」の前例もあるだけに、新機構が定着するかどうかは未知数です。
50ccの時代の終幕へ——新排ガス規制で相次ぐ生産終了
新基準原付制度が導入からおよそ半年が経ちました。2025年11月からは新たな排出ガス規制が適用されるため、50cc原付は10月末で生産終了となります。各社が相次いで生産終了を告知しているのは、このスケジュールに沿った動きです。
今後は、出力4.0kW以下に制御した新基準原付(110〜125ccベースが中心)に乗るのか、思い切って電動を選ぶのか、という選択が現実味を帯びてきました。試験評価では、新基準原付の走行性能は概ね従来原付と同等という結果も出ていますが、車体ベースの違いから車重はやや増える傾向が想定されます。
ただし、市販の新基準対応エンジン車は現時点で発売に至っていません。ホンダは「スーパーカブ110 ライト・コンセプト」を公開しましたが、販売開始時期は未定という段階です。
個人的な意見になりますが、原付一種のエンジン車はその役目を終えつつあると感じています。購入価格も、補助金を活用すればエンジン車と電動車の差は小さくなってきました。この流れを追い風にEV化を進めることが、コスト面・技術面の両方で競争力のある商品づくりにつながっていくのではないでしょうか。きっと魅力的な電動原付も生まれてくるはずです。



